Typoを設置する
投稿者 おおかゆか
VPSを借りて初期設定が完了したので、まずはブログシステムを立てることにする。
最初はWordPressにするつもりだったけど、バックエンドのDBがMySQL一択というのがどうも気に入らない。
WordPressは機能も豊富でユーザー数も圧倒的に多いんだけど、たかがブログだけのためにMySQLを立てるような大袈裟なことを強いるのはどうかと思う。
それにMySQLしか使えないということは、少なくともDBアクセスの部分がMySQL依存になっていて抽象化されていないということ。聞くところによると、WordPressのコードは相当に汚く、またテーマやプラグインに関してのセキュリティもないに等しいらしい。
となると、Railsの勉強も兼ねてやっぱりTypoかなってことで、Typoに決定。
DBはMySQL、PostgreSQL、SQLite3から選択可能。そこそこテーマも揃ってるし、何よりLive Search(検索窓に文字を入力すると、インクリメンタルに検索結果が表示される機能)がかっこいい。
そんなわけで、LinodeのサーバにTypoを設置した。
HTTPサーバはTypo作者おすすめのApache+mod_rails(Passenger)、バックエンドDBはSQLite3。その手順を以下に覚え書き。
1. Railsのインストール。
$ sudo vi /etc/environment
–
PATH="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/games"
–
PATH="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin:/usr/games:/var/lib/gems/1.8/bin"
–
に変更。
ちなみに現時点のTypoの最新版である5.1.3はRailsが2.0.2、Rubyが1.8.6以下のバージョンでないと動かないので注意。
特にUbuntu 8.10だと、デフォルトのRubyのバージョンが1.8.7になっているので、そのままではインストールはできても記事を書こうとするとエラーになったりする。
2. Apacheとmod_rails(Passenger)のインストール
$ sudo apt-get install ruby1.8-dev
$ sudo gem install passenger
$ sudo gem install rake
$ sudo apt-get install g++
$ sudo apt-get install libopenssl-ruby1.8
$ sudo apt-get install apache2-threaded-dev
次のコマンドはrootでなければ実効できないので、rootにsuしてから行う。
# PATH=${PATH}:/var/lib/gems/1.8/bin; passenger-install-apache2-module
# exit
インストール自体は完了。さらにApacheの起動時にmod_railsを有効にする設定を行う。
–
LoadModule passenger_module /var/lib/gems/1.8/gems/passenger-2.0.3/ext/apache2/mod_passenger.so
–
を作成。
$ sudo vi /etc/apache2/mods-available/passenger.conf
–
PassengerRoot /var/lib/gems/1.8/gems/passenger-2.0.3
PassengerRuby /usr/bin/ruby1.8
–
を作成。
$ cd /etc/apache2/mods-enabled/
$ sudo ln -s ../mods-available/passenger.load .
$ sudo ln -s ../mods-available/passenger.conf .
最後にVirtualHostの設定。
–
DocumentRoot /var/www/typo/public
:
–
みたいなのを追加。
3. Typoのインストール
$ wget http://rubyforge.org/frs/download.php/42257/typo-5.1.3.tgz
$ sudo tar xzf typo-5.1.3.tgz -C /var/www
$ cd /var/www
$ sudo ln -s typo-5.1.3 typo
$ sudo chown -R myaccount:users typo-5.1.3/ typo
$ cd typo/
$ vi config/database.yml
–
login: &login
adapter: sqlite3
database: db/verbmode-ja.sqlite
development:
<<: *login
production:
<<: *login
test:
database: ":memory"
<<: *login
–
に変更。
インストール完了。Apacheを再起動する。
4. ブログの作成
ブラウザで「http:/mydomain.com/」にアクセス。すると以下のような画面が表れる。

「Desired login」がユーザ名なのでアルファベットで入力、「Display name」は自分の名前、Emailは入力してもしなくても可。
設定したいパスワードを二重に入力して「Signup」をクリックすると、サインアップが完了。
ログイン画面に飛ぶので、先ほど入力したユーザ名とパスワードを入力するとログインできる。
ログイン後は、

のような画面が表示される。
「Language」を「ja_JP」に、他の項目を適当に入力して「Save Settings」をクリックすれば、ブログが作成される。

ちなみに先ほどの設定画面の「Search Engine Optimization」→「Show blog name」の項目で「At the end of page title」を選択しておけば、各記事のページのページタイトルが「記事タイトル : ブログ名」の順に表示されるようになる。
もちろん後から設定することも可能。


















