64bit版UbuntuでMac miniのメモリが3GBしか認識されない件について

投稿者 おおかゆか 2008-12-01 13:43:00 GMT

うちのMac mini様は、Apple Storeのオプションでもありえない4GBものメモリを積んでおられる。まあ自分で増設したんだが。

その4GBのメモリを有効に使うために、Ubuntuも今度の8.10からわざわざ64bitバージョンを入れるという人柱まがいのことまでしている。
64bitなんだから3GB以上のメモリが認識できるのは当然と思い、今までわざわざ調べてみようと思うこともなかった。

ところがぎっちょん。
ふと思い立って、メモリ容量を表示させてみたところ、

端末でfreeしたところ

がーん。3GB強しか認識されてないじゃないか。
そんなバカなことがあるはずがなかろうもん。4GB積んでも3GBしか認識してくれないなら、何のための64bit対応OSなのか。

Windows XPでブートし直してチェックしてみると、

Windowsのシステムプロパティ

こちらは2.96GBとなっている。32bit版OSなので、これは当然。
じゃ、まごうことなき64bit版OSのLeopard様ならどうか。

Leopardのシステム情報画面

さすが、4GBをまるごと認識していらっしゃる。

ならばなぜ、同じ64bit対応OSのUbuntuは認識していないのか。
うーむ、ひょっとしてCanonicalが32bit版を64bit版と偽ってUbuntuを配布しているのだろうか? いやそんなわけはない。

しかもおかしいのは、32bitのメモリ空間によるアドレス制限に引っかかっているならXPで見たように3GB未満しか認識しないはずなのに、このUbuntuは3.057GBという中途半端に3GB以上を認識しているのである。
これは何か裏がある。そう思ってネットの海をさまよい、答えを探したところこんなページが見つかった。

 

■元麻布春男の週刊PCホットライン
1GB=2,000円時代のメモリ増設を考える(中)

(中略)945Gチップセットでは4GBを越えるメモリを実装しても、メモリの認識量は増えない。945Gチップセットがサポートするメモリが4GBまでという制約がハッキリと現れている。

 ここでもう1つ注目されるのは、4GBのメモリを実装しても、945GチップセットではOSはメモリを3.24GBしか認識しない、ということだ。

な、なんだってー!!
デバイスマネージャを立ち上げて確認してみると、

デバイスマネージャでチップセットを確認

確かにMac mini様は、Intel 945GM(945Gのモバイル版)チップセットを搭載していらっしゃる。
どうやらこれが犯人のようだ。

Leopardではいちおう物理メモリは4GBを認識してはいたが、たぶん実際には3GB強しか使うことができないのではないかと思われる。
しかし945GMが登場したのは2006年3月あたりで、この型番「MB139J/A」のMac miniが発売されたのは2007年の8月。同時期に発売されたノートPCにはGM965が積まれることが多かったというのに。

Appleはこのところ、Mac miniに全然力入れてないというか見放しかけてるからなー。去年のモデルチェンジも、とりあえずCPUだけCore 2 Duoにしておいたからあとは知らんみたいな感じなんだろう。
せっかく64bit版を入れても、たった数十〜数百MB程度しかメモリの容量制限が改善されないとは。

でもまあ、もう64bit版で色々環境を構築してしまったし、このまま64bit版を使いつづけましょうかね。

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