北米版アニメDVDで英語学習≪実践編≫
投稿者 おおかゆか
環境も整って、DVDも買った。
では、いよいよ実践に移ることにしよう。
以前の記事にも書いたように、全ての作業はPC上で行う。
DVDをVLCで再生しながら、わからない単語があればBabylon等の辞書ソフト、もしくはアルク等の辞書サイトで引くという方法を採る。
ただし、ただ漫然と見るだけでは効率が上がらないので、私は自分なりの学習法を取り決めて実行している。
北米版アニメDVDにはたいていオリジナルの日本語音声に加え、英語音声と英語字幕が収録されているため、これらの組み合わせを段階的に変えることでステップアップしていけるように工夫した。
学習単位はストーリーの1話分(約25分)で、以下のような段階を踏んで視聴する。
- 日本語音声、英語字幕つきで再生、辞書使用
- 英語音声、英語字幕つきで再生、辞書使用
- 英語音声、字幕なしで再生、辞書不使用
学習の最終目標は、英語音声のみで一音一句残らず理解できるようになること。そのために1でまずはストーリーをつかむことを目的に、オリジナルの日本語音声で視聴する。
その際、英語字幕を表示させることで、この言い回しは英語に言い換えるとどんな表現になるのかということを同時に学ぶ。
字幕の中にわからない言葉が出てきたら、再生を一時停止して辞書で引いて調べる。
そして次の2では、音声を英語に切り替える。ただしいきなり英語音声のみだと全てを聞き取るのは難しいので、英語字幕は表示させたままにしておく。
しかし英語字幕と英語音声は、必ずしも内容が同じではない。というより、異なる場合がほとんどである。
これは字幕が表示スペースに合わせて、吹き替えがキャラの口が動いている時間に合わせてセリフの長さを調節することになっているのがその理由。
作品によって字幕と吹き替えの一致度は違ってくるが、一般的には完全に内容が一致するのはセリフの内の5割くらいと思っていた方がいい。(中には「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」のように、字幕と吹き替えが全く別物の作品もある)
このため、字幕を追うことで英語音声の内容を完全に把握するのは難しい。
ときには字幕の内容が全然違っていて英語音声の聞き取りの邪魔になることもあるが、それでも助けになる場合のほうがずっと多いので、この段階では字幕を表示させておく。
そしてこの段階では、ディクテーションを行う。
ディクテーションとは、英語音声を聞き取ってその内容をそのまま書き出すことを言い、英語学習のためのトレーニングでよく行われるものである。(ディクテーションのための学習ソフトとしては、「えいご漬け」が有名)
全てのセリフをディクテーションする必要はないが、聞き慣れない表現やこれはと思った表現があれば、随時書き取るようにする。
普通にテキストエディタで書き出してもいいが、私の場合はTwitterに投稿するようにしている。学習過程を衆目に晒すことで、モチベーションを維持する効果を狙っているのと、ネットに置いておけばどこからでも参照できるのがその理由。
音声が聞き取れなかった場合は、VLCのBackwards/Forwards jump機能を使って何度も再生し直せばいい。
VLCには「Very Short」「Short」「Medium」「Long」の4つの長さのBackwards/Forwards jump機能があり、それぞれキーの組み合わせや長さ(秒数)もカスタマイズ可能になっている。
字幕が表示されるタイミングは喋り始めるその瞬間で、そこを少しでも過ぎて再生しても字幕は表示されないので、jumpの長さを細かくカスタマイズして自分が使いやすいようにする必要がある。
そして最後の3だが、ここで総仕上げを行う。
英語字幕も表示させず辞書も使わず、もちろん再生を止めたりjump機能も使ったりせずに、最初から最後までノンストップで英語音声のみで鑑賞する。
既に1と2を終えたことにより、知らない単語はひとつもなくセリフの中身は全てわかっているはずなので、かなりスムーズに聞き取れるようになっていることと思う。
この1~3の段階を踏んだ視聴法を、まずはアニメDVDの1クール分(約13話)行う。
1クール終わったら、改めて3の方法だけで続けて鑑賞する。これが私が実践している学習法である。
バトルものとかではない日常会話中心のアニメだと、だいたい1話の内で話されているのが1,000語程度。この学習法は同じ話を最低4回視聴するので、x4で4,000語。さらに1クール13話として52,000語。
この学習法で1クールのアニメDVD-BOXなら20本、2クールものなら10本見れば、だいたい100万語の英語に接したことになる。
最近流行しているらしい多読法も、英語がわかるようになる目安は100万語と言っているようだし、まずは20クール分のアニメを視聴することを目標にしよう。
私もようやく1クール分が終わっただけなので、あと19クール目指してがんばることにする。


















