マイクロソフトはどうやらUbuntuデスクトップを恐れている様子
投稿者 おおかゆか
このブログの検索ワードで一番多いのが「Ubuntu」のようなのだが、最近Ubuntuの記事をほとんど書いてなかった。
プロフィールに「Ubuntuの素晴らしさを、もっと世間が広く認知してくれることを日々願っている」とまで書いてある身としては、もうちょっとUbuntuの普及に貢献したほうがいいのではないかと思ったので、今回はUbuntu関連の英語記事の紹介。
「Ubuntu desktop apparently scares Microsoft(マイクロソフトはどうやらUbuntuデスクトップを恐れている様子)」というタイトルの記事。
Diggで既に700以上のブックマークを集めているので、けっこう反響があったのだろう。以下、本文の和訳。
マイクロソフトはどうやらUbuntuデスクトップを恐れている様子
(Matt Asayによる記事)
Ubuntuのデスクトップの分野における躍進に、マイクロソフトは心中穏やかではないにちがいない。LinkedIn(参加者が自分の職歴を掲載するビジネス特化型SNS)の求人欄に、「マイクロソフトはオープンソース戦略ディレクターを募集しています」という求人情報を掲載しているのがその理由だ。しかもその求人はデスクトップにフォーカスしたものである。
Windows競争戦略チームは、オープンソース陣営の競合に関連するマイクロソフトのグローバルデスクトップ競争戦略をリードしてくれるメンバーを探しています。
「Red Hatのデスクトップにおける怠慢」により、この役職はNovelとCanonicalのUbuntu、いやその2つというよりUbuntuのデスクトップが市場の心をとらえようとしていることにだけ焦点を当てたものになるだろう。
そして率直なところ、「Ubuntuがデスクトップ分野でのゲームの方法を変えようとしている」ことこそが、マイクロソフトがこの脅威に対抗するための役職を置かざるをえなくなってしまった原因である。NovelのSUSE Linux Enterprise Desktopは悪くないが、どうにも生真面目(オフィス向けとも言えるが)で保守的に過ぎる。
このマイクロソフトの求人に対する候補者となる者には、「戦略的に考えることができること、私たちの競合となる覚悟ができていること」が求められる。言い換えれば、候補者はマイクロソフトを「0円」の値札で打ちのめすことを考えるのが必要なようだ。そしてデベロッパのグローバルコミュニティや、WindowsやOfficeといったマイクロソフトにとっての収益源も絶対的な聖域として守る必要はないらしい。
なかなかおもしろい話だ。
ちなみにこれはCNET Newsの記事。勢いで訳してみたが、明日になればCNET Japanで翻訳記事があがるかもしれないが、そのときはそのときで。
日本ではまだまだUbuntuなんて名前も聞いたことがないという人が多く、知っていたとしてもデスクトップLinuxなんか使いにくいに決まっていると使った経験もないのに偏見を持たれがちなUbuntuだが、でも世界の舞台ではあのマイクロソフトが危機意識を持つほどの存在感を示しているわけである。
せめて開発者くらいはUbuntuを使ってほしいと思うが、最近の技術カンファレンスや勉強会に参加しても周りはMacだらけでUbuntuは皆無だったりして悲しい。今までUbuntuでプレゼンしていたのを見たことがあるのは、Ubuntu Japanese Teamの発表の1件だけ。(>おまえがやれという意見はごもっとも。そのうちやります)
Ubuntu使いやすいんだって! 少なくともUNIXプラットフォームの開発者にとっては。WindowsもMacもUbuntuも使ってるこの私が言うんだから間違いない!
4月にリリースされる予定の9.04、コードネーム「Jaunty Jackalope(軽快なツノウサギ)」はその名の通り起動時間を含めて動作がかなり軽くなるらしいし、OSとしての完成度もさらに磨きがかかるはず。
今後、よりいっそうUbuntuが普及してくれることを願う。「Ubuntu? そんなの知らねーよ」と言われたらこの記事を見せて、マイクロソフトが社内に対策チーム設けるほど一目置かれてるOSなんだぞと言ってやってほしい。



















「そのうちやる」は絶対やらない。