HP mini 1000購入記

投稿者 おおかゆか 2009-04-14 13:26:00 GMT

HP mini 1000正面

デスクトップで使用しているMac miniとは別に移動用にLets'noteを持ってはいたのだが、重くてかさばるので今まで外出時に持って行ったことはたぶん5回もない程度。
開発環境としても使いたいと考えていたため、液晶がSXGA+(1400x1050)のYモデルを買ったのが今から考えれば失敗だった。

まず大きさがA4ファイルサイズを上回るため、普通のカバンに入らない。持ち歩こうとすれば、PCキャリー用の肩掛けバッグが必要になる。
こうなると使うかどうか分からなくても一応持って行こう、などと気軽な気持ちで携帯できない。これではいくら解像度が高かろうが意味がない。

また覚悟を決めて持ち出したとしても重さが1.5kgを上回るせいで、しばらくするとバッグのストラップが肩に食い込んで痛くなる。これは健康的にもよろしくない。
Let's noteでB5サイズで1kgを切るモデルもあったのだが、あんな小さくて画面の解像度も低いPCが20万もするという事実に、今ひとつ財布のヒモを緩める気にならなかった。

そうこうしている内に、モバイルPC市場をNetbookが席巻するようになっていた。
ただ最初の内は外見も値段相応で安っぽく、さらに性能もネットブラウジングがギリギリできるくらいのもので、開発に使うには厳しそうだったため検討の候補には上がっていなかった。

しかしそのNetbookも世代を重ねるごとにデザインも性能も改善されていき、これはと思う機種がちらほら出てくるようになった。
最新のAtom CPUにメモリを2GB積めば、UbuntuをインストールしてRubyのサーバとDBを同時に起動しつつVimでコーディング、という使い方をしても大丈夫そうだ。

そんなわけでここのところことあるごとにNetbookのめぼしい機種を調べていたのだが、先日ついに購入に至った。
買ったのはHewlett-Packardの「HP mini 1000」。
当初はASUSの「Eee PC S101」を考えていたのだが、店頭で実機を見てみたところ写真からイメージしていたよりもずっとチープな感じがして思いとどまってしまった。

何よりも気になったのはキーボードの入力のしにくさ。Vimを快適に入力するのはあんな小さなキーボードでは絶対に無理だ。
こうして最有力候補が対称から外れてしまいどうしようかと悩んでいたところ、その近くに展示されていた「HP mini 1000」に目が止まった。

いちおうそれまでもmini 1000を検討してはいたのだが、3.5時間というバッテリ駆動時間の短さのため候補から外していた。
ところが実機を触ってみて、それを考え直させるほどmini 1000を気に入ってしまった。

その最たる理由はキーボード。キートップがフルサイズのキーボードの92%の面積があり、それでいてVaioやMac Bookのようにに表面が真っ平らではなく、適度にカーブがついていて打ちやすい。
キーストロークこそ浅いが、その場に展示してあったNetbookの中でも入力のしやすさがダントツに良かったため、一気に最有力候補に浮上。
またデザインも、5万円前後という値段から考えるとずいぶん高級感がある。

 HP mini 1000のキーボード

バッテリ駆動時間も、アダプタをもうひとつ買ってオフィスに置いておけば、電池が切れかけてたときにすぐ充電できるので通勤中に切れることもないだろう。
それにバッテリだけで3時間以上使わざるをえないシチュエーションも、滅多にないと思われる。

そしてその日のうちにネットショップで注文。めでたく購入に至った。お値段は送料含めて5万円足らず。
漆塗りライクの真っ赤なボディのVivienne Tam Editionもいいかと思ったが、画面の縦の解像度が578ピクセルと通常モデルの600ピクセルよりも小さくなっているのが我慢できそうになかったのでやめておいた。

それでなくても画面の狭いNetbookで、22ピクセルの差は大きい。タスクバーを自動的に隠す等の工夫をすればいいじゃないかという人もいるかもしれないが、隠れいていたバーが現れるまでの時間が自分には耐えがたい。
あの真っ赤なボディは捨てがたかったが、ここは手堅くノーマルなブラックのUzuモデルを選択。

HP mini 1000 閉じた状態

そして購入からすでに10日ほどたったが、かなり使えている。
昼休みにランチが終わった後に公園で、また帰宅途中の電車の中でコーディングをしたりブログを書いたりが、そこそこ快適にできてしまう。
バッテリの持ちが悪いのと画面の解像度が低いのは覚悟していたことでどうしようもないのだが、それ以外の点はかなり満足。これでネットに接続したLinux環境をどこにでも持ち運ぶことができるようになった。これは個人的には、自宅にADSLの常時接続が来たとき以来の画期的な出来事だ。

もちろんその環境を構築するためには、購入したままの状態ではもちろんダメで、別途アクセサリを購入したりカスタマイズしたりの作業が必要だったわけだが。
それらについては、次回以降のエントリでしばらく書いていく予定。

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